裸百貫(読み)ハダカヒャッカン

デジタル大辞泉 「裸百貫」の意味・読み・例文・類語

はだか‐ひゃっかん〔‐ヒヤククワン〕【裸百貫】

無一文でも、百貫文の値打ちがあるということ。多く、男をほめていう語。
「男は―と申す。気落ちなされな」〈浮・色三味線・一〉

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精選版 日本国語大辞典 「裸百貫」の意味・読み・例文・類語

はだか‐ひゃっかん‥ヒャククヮン【裸百貫】

  1. 〘 名詞 〙 身一つ無一物であっても百貫文の価値をもっているということ。多く、男にいう。
    1. [初出の実例]「おとこははだか百貫(クン)と云が、物にくらべて見れば、ねうちが高いと云」(出典咄本・当世口まね笑(1681)三)

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