褻涜(読み)セットク

精選版 日本国語大辞典 「褻涜」の意味・読み・例文・類語

せっ‐とく【褻涜・媟涜】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「褻」「媟」はともにけがれるの意 ) けがすこと。また、けがれること。
    1. [初出の実例]「又或は苟も作らずして、俗人の媟涜を避んとす」(出典:随筆・鑒禅画適(1852)書画自重)
    2. 「戯文戯画を作り、神明を褻涜(セットク)(〈注〉ケガシ)し」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉一一)
    3. [その他の文献]〔白虎通‐社稷〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android