襟回(読み)えりまわり

精選版 日本国語大辞典 「襟回」の意味・読み・例文・類語

えり‐まわり‥まはり【襟回】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 襟の周囲。襟のあたり。
    1. [初出の実例]「衿廻りと手首を絞っただけのスモックを」(出典:不意の声(1968)〈河野多恵子〉)
  3. 順序を決める際に、多くの人が輪を作って、着物の上の襟の向きに従って順に右隣に決めていくやり方。〔両京俚言考(1868‐70頃)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android