襲物(読み)おそうもの

精選版 日本国語大辞典 「襲物」の意味・読み・例文・類語

おそう‐ものおそふ‥【襲物】

  1. 〘 名詞 〙 夢を見ている時や正気を失った時などに出てきて、人を苦しめるもの。物怪(もののけ)の類。
    1. [初出の実例]「魅(くるほすもの)と厭(オソフモノ)と祷(おやすもの)と人を害する虎と狼と師子毒蛇の類」(出典:西大寺本金光明最勝王経平安初期点(830頃)七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

日本の年中行事。年末に天井や壁にたまった煤を取除き大掃除をすること。近年は正月休みに入る 12月 29日とか 30日が多いが,伝統的には 12月 13日に行なった。この日は正月を迎えるための準備を開始...

煤払いの用語解説を読む