毒蛇(読み)ドクジャ

デジタル大辞泉 「毒蛇」の意味・読み・例文・類語

どく‐じゃ【毒蛇】

毒腺どくせん毒牙どくがをもち、かみついたときに毒を出す蛇。マムシハブコブラクサリヘビウミヘビなど。どくへび。どくだ。
[類語]くちなわ長虫大蛇だいじゃ大蛇おろちうわばみ錦蛇青大将縞蛇ヤマカガシがらがら蛇波布コブラ海蛇盲蛇

どく‐へび【毒蛇】

どくじゃ(毒蛇)」に同じ。

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精選版 日本国語大辞典 「毒蛇」の意味・読み・例文・類語

どく‐じゃ【毒蛇】

  1. 〘 名詞 〙どくへび(毒蛇)
    1. [初出の実例]「老猿毒蛇之観、何起心意」(出典三教指帰(797頃)上)
    2. 「しうねき女の毒蛇(ドクジャ)となりたるを、只一刀に」(出典:読本椿説弓張月(1807‐11)続)
    3. [その他の文献]〔北史‐陸俟伝〕

どく‐へび【毒蛇】

  1. 〘 名詞 〙 頭部毒腺毒牙を備えたヘビ総称。毒牙の構造によって溝牙(こうが)蛇と管牙蛇とに分け、前者にはコブラ・アマガサヘビ、後者にはマムシ・ハブ・ガラガラヘビ・クサリヘビなど。熱帯亜熱帯に種類が多く、日本には沖縄にハブ、九州以北にマムシが分布する。どくじゃ。どくだ。

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デジタル大辞泉プラス 「毒蛇」の解説

毒蛇

米国の作家レックス・スタウトのミステリー(1934)。原題《Fer-de-Lance, 〈別〉Meet Nero Wolfe》。「ネロ・ウルフ」シリーズ。1936年ハーバート・バイバーマン監督で映画化

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普及版 字通 「毒蛇」の読み・字形・画数・意味

【毒蛇】どくじや

毒へび。

字通「毒」の項目を見る

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「毒蛇」の意味・わかりやすい解説

毒蛇
どくじゃ

毒ヘビ

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