西久保弘道(読み)ニシクボ ヒロミチ

新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「西久保弘道」の解説

西久保 弘道
ニシクボ ヒロミチ


肩書
貴院議員(勅選),東京市長,警視総監

生年月日
文久3年5月15日(1863年)

出身地
佐賀県

経歴
明治18年司法省法律学校仏法科に学び、21年広島陸軍偕行社仏語教師、のち大学に入り28年卒業。30年文官高等試験合格、愛知県参事官となり、以後石川県警察部長、山梨静岡・茨城各県書記官、滋賀・愛知各県事務官を経て、福島県知事。次いで北海道庁長官、警視総監など歴任。退官後、勅選貴院議員、大正15年東京市長となった。一方大正7年千葉に弘道館を開き、8年より大日本武徳会副会長、武道専門学校長を務めた。昭和5年範士。

没年月日
昭和5年7月8日

出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報

20世紀日本人名事典 「西久保弘道」の解説

西久保 弘道
ニシクボ ヒロミチ

大正・昭和期の剣道範士 貴院議員(勅選);東京市長;警視総監。



生年
文久3年5月15日(1863年)

没年
昭和5(1930)年7月8日

出身地
佐賀県

経歴
明治18年司法省法律学校仏法科に学び、21年広島陸軍偕行社仏語教師、のち大学に入り28年卒業。30年文官高等試験合格、愛知県参事官となり、以後石川県警察部長、山梨・静岡・茨城各県書記官、滋賀・愛知各県事務官を経て、福島県知事。次いで北海道庁長官、警視総監など歴任。退官後、勅選貴院議員、大正15年東京市長となった。一方大正7年千葉に弘道館を開き、8年より大日本武徳会副会長、武道専門学校長を務めた。昭和5年範士。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「西久保弘道」の解説

西久保弘道 にしくぼ-ひろみち

1863-1930 明治-昭和時代前期の官僚
文久3年5月生まれ。内務省にはいり,福島県知事,北海道庁長官,警視総監などを歴任した。大正5年貴族院議員。15年東京市長。昭和5年7月8日死去。68歳。肥前佐賀郡出身。帝国大学卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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