西保中村(読み)にしぶなかむら

日本歴史地名大系 「西保中村」の解説

西保中村
にしぶなかむら

[現在地名]牧丘町西保中にしほなか

西保下村の西に位置し、西は牧平まきだいら村。西保入四ヵ村の一。枝郷に古宿ふるやど鳥屋原とやばら芦野沢あしのさわ中野なかの在家ざいけ横道よこみちがある(甲斐国志)中世は西保郷に含まれた。慶長二年(一五九七)正月二〇日の浅野家証文写(「古文書雑集」若尾資料)に「西保中村」とみえる。同六年の検地帳(県立図書館蔵)によると反別は麦田一反余・上田一反余・中田二畝余・下田五畝余、麻畑一町六反余・上畑三町三反余・中畑二町余・下畑一町四反余・下々畑二反余で、桑四〇抱・中漆二二丸・下漆二抱余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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