日本歴史地名大系 「西別岳」の解説 西別岳にしべつだけ 北海道:釧路支庁標茶町西別岳標茶町北東部に位置する阿寒(あかん)国立公園内の山。摩周(ましゆう)火山の活動により、約一万年前頃にできたとされる。標高七九九・八メートル。南東麓の湧水源は西別川となって東流し、根室海峡に流入している。前近代には東裾野は根室海峡側の標津(しべつ)から虹別(にじべつ)経由で標茶に向かうルートの通過地に当たっていた(「アバシリ・クスリ間里程図」近藤重蔵蝦夷地関係史料)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報