西原理恵子(読み)さいばらりえこ

知恵蔵mini 「西原理恵子」の解説

西原理恵子

日本のマンガ家。1964年11月1日。高知県生まれ。武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒業。1988年「ちくろ幼稚園」(小学館「週刊ヤングサンデー」)でデビュー。その後、「週刊朝日」連載のグルメレポート漫画『恨ミシュラン』で一躍人気になる。ギャンブルなどを扱う作品も多く、その執筆の際には、パチンコや高レートの麻雀、FX投資などを実際に行った。それによって失った金額は10年間で約5000万円と本人は語っている。96年、フォトジャーナリストの鴨志田穣(07年、腎がん逝去)と結婚、一男一女をもうけたが、鴨志田のアルコール依存症などが原因で離婚。97年、『ぼくんち』で文藝春秋漫画受賞、05年、『毎日かあさん』で文化庁メディア芸術祭漫画部門優秀賞、同年『毎日かあさん』『上京ものがたり』で手塚治虫文化賞短編賞を受賞、11年、『毎日かあさん』で第40回日本漫画家協会賞参議院議長賞を受賞した。12年10月、美容外科「高須クリニック」院長の高須克弥氏との「熱愛宣言」を週刊誌上で、2人の対談形式で行い話題となった。

(2012-10-16)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android