西哲夢物語(読み)せいてつゆめものがたり

改訂新版 世界大百科事典 「西哲夢物語」の意味・わかりやすい解説

西哲夢物語 (せいてつゆめものがたり)

政治学者吉野作造が,1921年本郷の古本屋店頭で発見した書物。1885-86年にベルリンを訪れた伏見宮貞愛親王一行に伊藤博文への憲法起草の助言者グナイストがなした講義邦訳(〈グナイスト氏談話〉)と,プロイセン憲法邦訳および邦訳のレースラー憲法案(〈原規〉と題する)をとじたもので,自由党員たちがひそかに入手して,明治憲法保守性を世に訴えるために公刊したものであることが後の研究によって判明した。
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