古本屋(読み)フルホンヤ

世界大百科事典 第2版の解説

ふるほんや【古本屋】

古本を営業として売買する業者の総称。古書店ともいい,英語ではsecondhand bookshop(bookseller),古典籍や貴重本を専門とする店はantiquarian bookshop(bookseller)という。一般には読み古された本を安価で売る店として人々に親しまれているが,国宝級の写本や古版本を扱う古本屋は経験に裏打ちされた書誌的知識を豊富に有し,作家・研究者の陰の資料提供者として機能することも多く,たとえばイギリスの大古書店バーナード・クオリッチBernard Quaritch等の発行するカタログは,既成の書誌の誤りを指摘する情報を含み,書誌研究者に注目されるほどである。

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大辞林 第三版の解説

ふるほんや【古本屋】

古本を売買する店。また、その人。古書店。古書籍商。

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精選版 日本国語大辞典の解説

ふるほん‐や【古本屋】

〘名〙
① 古本を売買する店。古本を商う家。また、その人。古書籍商。
※雑俳・替狂言(1702)「買ねども近付になる古本屋」
② 江戸時代、再板専門の本屋。
※俳諧・飛梅千句(1679)賦何麦俳諧「はや上下正に七度と覚たり〈仁交〉 古本屋には商ひ功者〈西里〉」

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