デジタル大辞泉 「店頭」の意味・読み・例文・類語 てん‐とう【店頭】 店舗で、陳列棚やレジスターなどがあり、客に応対するところ。また、店の入り口やその付近。みせさき。「店頭販売価格」「新刊を店頭に並べる」[類語]店先・実店舗 みせさき【店頭】[書名] 森荘已池もりそういちの処女小説、および同作を表題作とする作品集。昭和15年(1940)刊行。表題作のほか「氷柱つらら」「近郊盗人伝」などを収録。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「店頭」の意味・読み・例文・類語 たな‐がしら【店頭】 〘 名詞 〙① 長屋の店子(たなこ)の長。[初出の実例]「おめさんは精霊長屋の店頭(タナガシラ)、位牌堂の板頭丈あって」(出典:滑稽本・大千世界楽屋探(1817)中)② 江戸の私娼街に居付き、そこで起こる喧嘩・人殺し・火付け・盗難・遊女の変死などを、遊女屋の家主から金を引き出して与力や同心にわいろを使い、事を内々に済ますことを業とした者。[初出の実例]「あれは彦右衛門、彌四郎とて、ここの店がしらだ」(出典:洒落本・売花新駅(1777)駅路風景) てん‐とう【店頭】 〘 名詞 〙 店の前。みせさき。[初出の実例]「店頭沽レ酒犒二僕夫一、始覚風光入二撚鬚一」(出典:黄葉夕陽邨舎詩‐後編(1823)一・大猪川歌)「店頭に立て客に接遇せり」(出典:花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉五六) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「店頭」の読み・字形・画数・意味 【店頭】てんとう 路上の出し店。宋・成大〔大寧河〕詩 梨棗(りさう)(なしと、なつめ)從來、丘を數ふ 大河、果樹稠(おほ)し 箱擾擾(ぜうぜう)として、街を(さへぎ)りて賣る 紅皺(こうすう)團、店頭に滿つ字通「店」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報