西国を打つ(読み)サイゴクヲウツ

デジタル大辞泉 「西国を打つ」の意味・読み・例文・類語

西国さいごく・つ

西国三十三所観音を巡拝する。
「いっその事―・つ気はないか」〈伎・吾嬬鑑〉

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関連語 実例

精選版 日本国語大辞典 「西国を打つ」の意味・読み・例文・類語

さいこく【西国】 を 打(う)

  1. 西国三十三所の観音に札を打ってまわる。また、西国三十三所の観音参りをする。
    1. [初出の実例]「それなればいっその事、西国(サイコク)を打(ウ)つ気はないか。〈略〉重罪をも滅する為、なんと西国はよいぢゃアないか」(出典歌舞伎傾情吾嬬鑑(1788)序幕)

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