西国を打つ(読み)サイゴクヲウツ

関連語 実例

精選版 日本国語大辞典 「西国を打つ」の意味・読み・例文・類語

さいこく【西国】 を 打(う)

  1. 西国三十三所の観音に札を打ってまわる。また、西国三十三所の観音参りをする。
    1. [初出の実例]「それなればいっその事、西国(サイコク)を打(ウ)つ気はないか。〈略〉重罪をも滅する為、なんと西国はよいぢゃアないか」(出典歌舞伎傾情吾嬬鑑(1788)序幕)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android