日本歴史地名大系 「西堤町」の解説 西堤町にしつつみちよう 富山県:富山市富山城下西堤町[現在地名]富山市堤町通り(つつみちようどおり)一丁目風呂屋(ふろや)町の東に続き東西に延びる両側町。本町のうち。寛文六年(一六六六)の御調理富山絵図にみえ、前田利次による町割以来の町。天保一二年(一八四一)の富山町方旧事調理によれば、東堤町とともに昔堤のあった場所という。安永八年(一七七九)の本家数三一・貸家数三〇で、二丁目まであった(「町方旧記抜書」前田家文書)。前掲旧事調理では竈数六一、男一一一・女一二七。出張番所一。橋三ヵ所のうち二ヵ所は隣接町との共同維持であった。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by