西大鐘村(読み)にしおおがねむら

日本歴史地名大系 「西大鐘村」の解説

西大鐘村
にしおおがねむら

[現在地名]四日市市西大鐘町

北は低い丘陵によって限られ、南には朝明あさけ川がある。東は東大鐘村。「和名抄」に「大金」の郷名がみえる。江戸時代は初め桑名藩領、文政六年(一八二三)以降おし(現行田市)藩領、天保一三年(一八四二)幕府領、安政元年(一八五四)以降再び忍藩領となる。宝永八年(一七一一)の村指出帳(徳川林政史蔵)によれば田方二六町五反余のうち六町二反余が永荒年々川成砂入となっている。小物成のなかには山手米七斗一升五合がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android