日本歴史地名大系 「西宗村」の解説
西宗村
にしむねむら
[現在地名]豊平町西宗
元和五年(一六一九)の安芸国知行帳による高は一三三・七八石。その後「国郡志下調書出帳」によれば、正保三年(一六四六)の地詰により二五八石と決定した。しかし右のうち一二三・八九一石が上り高とされ、残りが年貢賦課対象である。明知・給知入交じりで、宝暦一〇年(一七六〇)より定免四・四五とされるが、これ以前の免の上り詰は四・九三七、下り詰は享保一七年(一七三二)虫害による凶作時の〇・八であった。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報