西徳久村
にしとくさむら
[現在地名]南光町西徳久
佐用郡に属し、下徳久村の北、千種川右岸に位置。光田・横畑・森光・高下・萩原・本明の六集落が河岸に点在する。高下で千種川の浸食による大きな還流丘陵が形成されている。江戸期の領主の変遷は林崎村に同じ。正保郷帳に村名がみえ、田方三〇三石余・畠方八三石余、芝山有、小松はへ有と注記される。元禄郷帳では高四三三石余。天保郷帳では高四四〇石余。天保九年(一八三八)の庄屋手帳(間嶋家文書)によれば家数一〇三・人数三五三、牛六〇。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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