日本歴史地名大系 「南光町」の解説 南光町なんこうちよう 兵庫県:佐用郡南光町面積:四九・八六平方キロ佐用郡の中央東部に位置し、東は三日月(みかづき)町と宍粟郡山崎(やまさき)町、西は佐用町、南は上月(こうづき)町と赤穂郡上郡(かみごおり)町、北は宍粟郡千種(ちくさ)町に接する。中央を千種川(熊見川)が南流し、町域南端付近で志文(しぶみ)川と多賀(たが)川が合流。千種川両岸沿いに狭小な平地が開ける。後背は標高二五〇―五〇〇メートルの山地で林野が七八パーセントを占める。北端部に船越(ふなこし)山(七二七メートル)がある。かつては米・麦のほか繭・木材・薪炭などが主産物であったが、現在は米だけを生産。経済の主体は姫路・龍野方面と地域内の小企業への通勤兼業である。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by