西村暹(読み)にしむら すすむ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「西村暹」の解説

西村暹 にしむら-すすむ

1931- 昭和後期-平成時代の生化学者。
昭和6年4月7日生まれ。40年国立がんセンター研究所にはいり,43年生物学部長。平成4年万有製薬つくば研究所長。たんぱく質合成にかかわる転移RNAから遺伝情報解読の要となる高度に修飾されたヌクレオシドを分離し,その化学構造を解明した。昭和63年学士院恩賜賞。東京出身。東大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android