西村純(読み)にしむら じゅん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「西村純」の解説

西村純 にしむら-じゅん

1927- 昭和後期-平成時代の物理学者
昭和2年1月2日生まれ。46年東大教授,56年宇宙科学研究所教授となり,63年所長。平成4年神奈川大教授。超高エネルギー核子衝突による2次粒子の横向き運動量の重要性着目。また宇宙線を観測するための大型気球を開発した。東京出身。東北大卒。著作に「気球をとばす」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android