西洋暦(読み)せいようれき

精選版 日本国語大辞典 「西洋暦」の意味・読み・例文・類語

せいよう‐れきセイヤウ‥【西洋暦】

  1. 〘 名詞 〙 西洋暦法イエスキリストが誕生したとされる年を一年目として年を数え、それ以前は「紀元前」としてさかのぼって数える。また、その暦法によるこよみ。現在、世界の公用紀元として用いられている。西暦
    1. [初出の実例]「崇禎暦・律暦淵源皆西洋暦(セイヨウレキ)にして、総て食の分秒は算法難とす」(出典:和蘭天説(1795))

西洋暦の補助注記

西暦紀元は五二五年にローマの修道士ディオニシウス・エクシグウス(Dionysius Exiguus)(四九七頃‐五五〇)が創設した。実際には、キリストの生誕は数年早いと見られている。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android