日本歴史地名大系 「西浄寺」の解説 西浄寺さいじようじ 大分県:下毛郡耶馬渓町平田村西浄寺[現在地名]耶馬渓町平田 屋敷三恵山と号し、浄土真宗本願寺派。本尊阿弥陀如来。弘安元年(一二七八)僧教密が開基し、のち大内義弘が豊前国での菩提所として寺領を寄付した。山門の扁額「三慧山」は大内義隆の書と伝える。もと禅宗で三尾母(みおも)村にあったが、慶長一一年(一六〇六)僧栄順が真宗東本願寺派に属して西浄寺と改め、平田(ひらた)村に移し、享保六年(一七二一)西本願寺派に替わった。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by