西照寺村(読み)さいしようじむら

日本歴史地名大系 「西照寺村」の解説

西照寺村
さいしようじむら

[現在地名]岱明町西照寺

村央を西照寺川(行末川)が南流し、東は開田ひらきだ村、北・西は金山かなやま(現荒尾市)に接する。慶長一一年(一六〇六)の検地帳表紙に「大野内西照寺村」とある。近世は坂下手永に属する。「国誌」に「備中村中尾原村野内村等ノ小村アリ」とあり、「肥集録」にはじよう村がある。文化八年(一八一一)の坂下手永略手鑑では高三五九石四斗、田一八町六畝余・畑八町四反四畝余。明治一一年(一八七八)頃の戸数九五・人数四三六、牛馬六八、長浦ながうら溜池など六溜池を用水とする。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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