西福童村(読み)にしふくどうむら

日本歴史地名大系 「西福童村」の解説

西福童村
にしふくどうむら

[現在地名]小郡市福童

宝満ほうまん川下流右岸に位置し、東は東福童村、西は肥前国に接する。古来より福童原ふくどうばるとよばれた地で、延文四年(一三五九)八月六日の大保原合戦(大保原福童原合戦)の地。久留米藩領古図に西福童村とみえる。本高は七〇八石余(元禄国絵図)。「在方諸覚書」では古高八六六石・役高一千二一二石。享和二年(一八〇二)の春免高帳では高一千二二二石、文化四年(一八〇七)の畝付帳では本田六七町六反余・開田一町六反余・畑田六町六反余・畑三三町六反余・居屋敷一町五反余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android