西金村(読み)さいがねむら

日本歴史地名大系 「西金村」の解説

西金村
さいがねむら

[現在地名]大子町西金

久慈川上流部にあり、東西に細長い山村。北は頃藤ころふじ村。「新編常陸国誌」に「村名旧ハ上小川ト称ス、比藤村モ其内ナリシトゾ」とみえる。寛永一五年(一六三八)の御代官郷高帳(「田制考証」所収)の村々高寄新家惣右衛門分に「西金村」とある。同二一年の御知行割郷帳によると野々山藤兵衛ら七人の給地であった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android