西麦生村(読み)にしむぎおむら

日本歴史地名大系 「西麦生村」の解説

西麦生村
にしむぎおむら

[現在地名]田主丸町益生田ますおだ

東麦生村の西に位置する。中世は麦生と称した。元禄国絵図に西麦生村とみえ、本高二八〇石余。「在方諸覚書」では古高四〇〇石・役高四七三石。享保一二年(一七二七)の夏物成は大麦五石九斗余・小麦二石九斗余・菜種一石余(「本地夏物成帳」中村家文書)。寛政元年(一七八九)の撫斗代六斗二升、人数一一四、馬二五(上三郡取調手鑑)。享和二年(一八〇二)の春免高帳では高四七四石、文化四年(一八〇七)畝付帳では本田二八町二反余・開田一反余・畑田二反余・畑一五町五反余・居屋敷六反余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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