ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「要素別原価計算」の意味・わかりやすい解説 要素別原価計算ようそべつげんかけいさんKostenartenrechnung 費目別原価計算ともいう。一定期間の原価要素を費目別に分類,測定する手続であり,財務会計における費用計算であると同時に原価計算の第1次の計算段階である。原価要素の分類は原則として形態別分類を基礎とし,これを直接費と間接費に分け,さらに必要に応じ機能別分類を加味して次のように行われる。直接材料費=主要材料費 (原料費) ,買入部品費,直接労務費=直接賃金,直接経費=外注加工費,間接材料費=補助材料費,工場消耗品費など,間接労務費=間接作業賃金,間接工賃金など,間接経費=福利施設負担額,厚生費,減価償却費など。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by