覆甕(読み)ふおう(をう)

普及版 字通 「覆甕」の読み・字形・画数・意味

【覆甕】ふおう(をう)

酒甕にふたする。用いるに堪えぬ意。〔晋書、左思伝〕陸、(左)思の之れ(三都の賦)を作ると聞き、~弟雲に書を與へて曰く、此の(ころ)(さうふ)(田舎者り。三の賦を作らんと欲す。其のるを須(ま)ち、當(まさ)に以て酒甕をはんのみと。

字通「覆」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

関連語 項目

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android