覆面旅団

デジタル大辞泉プラス 「覆面旅団」の解説

覆面旅団

《Al-Mulathameen》アルジェリア出身のモフタル・ベルモフタルが組織したイスラム過激派組織。「イスラム・マグレブ諸国のアルカイダ(AQIM)」の下部組織として活動した後、2012年後半にAQIMから離脱。本組織の選抜メンバーによる組織「血判部隊(血盟団とも)」は2013年1月、イナメナス付近の天然ガス精製プラントにおいて、邦人10名を含む外国人社員41名を拘束する「アルジェリア人質事件」を実行した(人質となった邦人10名は全員死亡)。組織は同年8月、西アフリカ統一聖戦運動との統合と、新組織「アル・ムラービトゥーン」の結成を発表するが、新しい組織の実態には不明点が多い。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

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