見え紛ふ(読み)ミエマガウ

デジタル大辞泉 「見え紛ふ」の意味・読み・例文・類語

みえ‐まが・う〔‐まがふ〕【見え紛ふ】

[動ハ四]よく似ていて見まちがう。まぎらわしく見える。
「海の色も空の緑に―・ひてをかし」〈栄花・松の下枝

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「見え紛ふ」の意味・読み・例文・類語

みえ‐まが・う‥まがふ【見紛】

  1. 〘 自動詞 ハ行四段活用 〙 区別がつかないように見える。見まちがえるような様子である。
    1. [初出の実例]「三吉野のよしのの山の桜花白雲とのみ見えまがひつつ〈よみ人しらず〉」(出典:後撰和歌集(951‐953頃)春下・一一七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...

連立の用語解説を読む