見ぬが花(読み)ミヌガハナ

デジタル大辞泉 「見ぬが花」の意味・読み・例文・類語

ぬがはな

物事はまだ見ないで、どんなだろうと想像しているうちがよいものであるということ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「見ぬが花」の意味・読み・例文・類語

み【見】 ぬ が花(はな)

  1. 物事は、見る前の期待しているうちがよいものであるということ。
    1. [初出の実例]「留守居どのの腹を見れば福島の雀鮨見るやうになって、生れぬさきからむつきのせんさく、楽屋を見ぬが花」(出典:浮世草子・傾城禁短気(1711)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android