見劣る(読み)ミオトル

デジタル大辞泉 「見劣る」の意味・読み・例文・類語

み‐おと・る【見劣る】

[動ラ五(四)]他のものより劣って見える。見劣りがする。「プロと比べても―・らない腕前だ」
「柳のえだの夕の気色、ねんもない絵などは―・りて」〈浮・男色大鑑・六〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「見劣る」の意味・読み・例文・類語

み‐おと・る【見劣】

  1. 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙
  2. 予想したよりも劣っていると感ずる。
  3. 見比べると、一方が他方より劣って見える。
    1. [初出の実例]「与の字一字にて、此詩を見をとりたると、古老の評也」(出典:中華若木詩抄(1520頃)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android