見物効果(読み)けんぶつこうか(その他表記)audience effect

日本大百科全書(ニッポニカ) 「見物効果」の意味・わかりやすい解説

見物効果
けんぶつこうか
audience effect

社会心理学用語。人が仕事や作業としてなんらかの行動をしているとき、それを他人が見ていることによって、その行動の量や速度、質などが影響される事実をいう。初期の研究では、とくに握力のような筋肉運動的な作業での量や速度の増大による促進効果が注目されたが、その後、知的な作業や複雑な作業などでは、質の低下がおこることもみいだされている。また、「他人が見ている」といっても、(1)ただそばに人がいるだけ、(2)じっと観察している、(3)励ましたり、けなしたりする、(4)同じ作業仲間がいる、(5)競争相手がいる、などの条件でその効果は違ってくる。さらに、作業者の能力性格、作業に対する習熟度、作業している者と見ている者の社会的な関係などによっても、その効果は促進的にも抑制的にも働く。

[辻 正三]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む