見留加志庄(読み)みるかしのしよう

日本歴史地名大系 「見留加志庄」の解説

見留加志庄
みるかしのしよう

松浦廟宮先祖次第並本縁起に

<資料は省略されています>

と記す。天平勝宝六年(七五四)大宰大弐となった吉備真備勅命藤原広嗣霊廟かがみ神社の二の宮として創設し、見留加志庄を寄進したという。見留加志庄は「肥前風土記」に記す賀周かす里、「延喜式」に記す賀周駅の地に比定され、のち佐志家文書にもその名がみえ、有浦家文書に記す「三留賀志」の地のこととされる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 弥勒会

関連語をあわせて調べる

日本の年中行事。年末に天井や壁にたまった煤を取除き大掃除をすること。近年は正月休みに入る 12月 29日とか 30日が多いが,伝統的には 12月 13日に行なった。この日は正月を迎えるための準備を開始...

煤払いの用語解説を読む