見立物(読み)みたてもの

精選版 日本国語大辞典 「見立物」の意味・読み・例文・類語

みたて‐もの【見立物】

  1. 〘 名詞 〙
  2. なぞらえる対象とする物。また、類似のものに見立ててそれとする物。
    1. [初出の実例]「見立物は天狗の媒鳥(をとり)」(出典浮世草子・西鶴名残の友(1699)四)
  3. 見立てた物。見て選び出した物。選び抜いた物。
    1. [初出の実例]「ごふくやの手代も客の見立もの」(出典:雑俳・柳多留拾遺(1801)巻二〇下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む