視距(読み)しきょ

百科事典マイペディアの解説

視距【しきょ】

自動車の運転者が道路前方を見通すことのできる距離。道路構造令によれば,車道中心線上1.2mの高さから車道の中心線上にある高さ10cmの物の頂点を見通すことのできる距離を車道の中心線に沿って測った長さをいう。道路の構造を決める重要要素で,他の自動車や障害物を発見して停止するのに必要な制動停止視距,追越しの場合に必要な追越し視距などがある。

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世界大百科事典内の視距の言及

【道路】より

… おおむね20年後の交通量を目途として設定される設計交通量は,現在の交通量のほかに改良により他の道路より転換してくる交通量,供用期間中の増加交通量および沿道の開発により新たに発生する交通量を合わせたもので,1時間当りのあるいは1日当りの通過台数で表される。道路のある地点を1時間に通過しうる自動車の台数を道路の交通容量といい,これは道路幅,視距(見通し距離),トラックの混合割合,走行速度などの条件によって大きく変化するが,理想的な状態で自動車が1.5秒間隔で連続走行する場合を2500台/hとし,実用的には道路種別により1000~2000台/hを基準としている。交差点では容量が著しく小さくなり,信号のある交差点の交通容量は緑信号1時間当り,流入部で最大1800台である。…

※「視距」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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