親ノ原高原(読み)おやのはらこうげん

日本大百科全書(ニッポニカ) 「親ノ原高原」の意味・わかりやすい解説

親ノ原高原
おやのはらこうげん

長野県北西部、北アルプス北端にある白馬岳(しろうまだけ)東麓(ろく)、栂池高原(つがいけこうげん)の東端にあたる。標高800~1000メートル。近世、新潟県糸魚川(いといがわ)市から松本市への糸魚川街道(千国(ちくに)街道)が通過し、その古道や多くの石仏群があるため、観光客が増えている。また豪雪地のため冬期はスキー客でにぎわう。ホテルやロッジ民宿などが多く、山の観光地らしい高原景観である。JR大糸線白馬(はくば)駅からバス30分。

[小林寛義]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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