角を入る(読み)かどをいる

精選版 日本国語大辞典 「角を入る」の意味・読み・例文・類語

かど【角】 を 入(い)

  1. 元服前(半元服)の一四五歳の頃、額の両隅(すみ)前髪生え際を四角く剃る。角を抜く。
    1. [初出の実例]「十五歳にして、其三月六日より角(カド)をも入て」(出典浮世草子好色一代男(1682)二)
  2. かど(角)を立てる
    1. [初出の実例]「大臣が大の眼に角をいれ 来る筈しってどこへかしたぞ」(出典:俳諧・西鶴大矢数(1681)第二八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android