精選版 日本国語大辞典 「角を入る」の意味・読み・例文・類語 かど【角】 を 入(い)る ① 元服前(半元服)の一四~五歳の頃、額の両隅(すみ)の前髪の生え際を四角く剃る。角を抜く。[初出の実例]「十五歳にして、其三月六日より角(カド)をも入て」(出典:浮世草子・好色一代男(1682)二)② =かど(角)を立てる③[初出の実例]「大臣が大の眼に角をいれ 来る筈しってどこへかしたぞ」(出典:俳諧・西鶴大矢数(1681)第二八) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例