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角屋甚太郎 かどや じんたろう

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

角屋甚太郎 かどや-じんたろう

?-? 江戸時代前期の漁民。
紀伊(きい)日高郡(和歌山県)の人。日向(ひゅうが)灘に出漁中,土佐(高知県)清水浦に漂着。同地に熊野式の鰹(かつお)溜釣(ためつ)り法と燻乾(くんかん)法鰹節(かつおぶし)製法をつたえ,土佐の鰹産業の基礎をつくった。紀州甚太郎とよばれた。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

角屋甚太郎

生年:生没年不詳
江戸前期,紀州(和歌山県)日高郡印南浦の人。通称紀州甚太郎。熊野式の鰹溜釣り法と燻乾法鰹節製法を土佐国清水浦に伝え,同国鰹産業隆盛の基を開いた。印南浦の角屋漁船団主として日向浦に出漁中,延宝(1673~81)のころ清水浦に漂着したのが縁となったという。なお改良された燻乾法は印南・土佐で秘伝とされた。2代甚太郎も土佐国へ出漁,鰹節製法の改良に努めたことは「智究願海居士」の法名にも明らかである。<参考文献>要海正夫『近世における印南漁民の活躍史』,宮下章『鰹節』

(宮下章)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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