デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「角屋甚太郎」の解説 角屋甚太郎 かどや-じんたろう ?-? 江戸時代前期の漁民。紀伊(きい)日高郡(和歌山県)の人。日向(ひゅうが)灘に出漁中,土佐(高知県)清水浦に漂着。同地に熊野式の鰹(かつお)溜釣(ためつ)り法と燻乾(くんかん)法鰹節(かつおぶし)製法をつたえ,土佐の鰹産業の基礎をつくった。紀州甚太郎とよばれた。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by