角木出町(読み)つのぎでまち

日本歴史地名大系 「角木出町」の解説

角木出町
つのぎでまち

[現在地名]中津市中津 角木新町つのぎしんまち

角木町下正路しもしようじ竜王りゆうおう社との間にある。姫路ひめじ町やこめ町に武家屋敷が設定されると、替地として出町の地を与えられ、姫路町の支配を受けた(惣町大帳)。享保四年(一七一九)には軒数一五・竈数一八。文化七年(一八一〇)は一三軒(同書)。享保二年の中津領浦々船帳(中津市立図書館蔵)によると、船持七人、二〇〇石積以上は五艘、一〇〇石積以下が二艘あり、寛政四年(一七九二)では一七〇石積一艘、二〇石積二艘。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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