日本歴史地名大系 「角木町」の解説 角木町つのぎまち 大分県:中津市中津城下角木町[現在地名]中津市中津 角木町堀川(ほりかわ)町より一つ北の町。その北は下正路(しもしようじ)浦・角木出(つのぎで)町。享保四年(一七一九)は軒数四五・竈数八〇。安永六年(一七七七)は空地一〇・空家一。文化二年(一八〇五)は軒数四五・竈数四二、空地三とある(惣町大帳)。宝暦五年(一七五五)八月二四日大風で潰家一三軒を数えた。同九年六月表通り三三竈・裏家一〇竈・合借家四を全焼する大火があり、町内は困窮して当分小屋掛もできず、拝借を願出たところ、太糖米三〇俵と町場より合力一貫二〇目が下し置かれた。安永一〇年六月にも九軒を焼失、うち一軒は御家人で八軒へは太糖米二斗ずつが下し置かれた。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by