角目立つ(読み)ツノメダツ

デジタル大辞泉 「角目立つ」の意味・読み・例文・類語

つのめ‐だ・つ【角目立つ】

[動タ五(四)]目にかどを立てる。いきりたって対立する。かどだつ。
「何かにつけて、たがいに―・った」〈万太郎末枯

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精選版 日本国語大辞典 「角目立つ」の意味・読み・例文・類語

つのめ‐だ・つ【角目立】

  1. 〘 自動詞 タ行四段活用 〙
  2. 目かどをたてる。とげとげしくなる。互いに感情を害して荒くあたる。いきりたつ。かどだつ。
    1. [初出の実例]「是は兄弟何を角目(つのめ)だって御口論なさる」(出典:歌舞伎・小栗十二段(1703)二)
  3. 角のようにとがっている。
    1. [初出の実例]「頭に角(ツノ)め立たる楊枝笄」(出典:洒落本・禁現大福帳(1755)四)

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