角笄(読み)かくこうがい

精選版 日本国語大辞典 「角笄」の意味・読み・例文・類語

かく‐こうがい‥かうがい【角笄】

  1. 〘 名詞 〙 角ばった形をした笄。
    1. [初出の実例]「伽羅の角楴枝(かくカウカイ)に、青貝の折菊」(出典浮世草子・俗つれづれ(1695)四)
    2. 「儀式用の角笄(カクカウガイ)を特に笄と称へ、余を中挿(なかざし)といふもあり」(出典:東京風俗志(1899‐1902)〈平出鏗二郎〉中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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