青貝(読み)アオガイ

大辞林 第三版の解説

あおがい【青貝】

海産の巻貝。殻は殻長3センチメートルほどの楕円形。殻表は青黒色、内面は淡青色。東北地方以南の岩礁の潮間帯にすむ。
螺鈿らでんに用いる貝の総称。特に、夜光貝のこと。
青貝塗り」に同じ。

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動植物名よみかた辞典 普及版の解説

青貝 (アオガイ)

学名:Notoacmea schrenckii
動物。ユキノカサガイ科の貝

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精選版 日本国語大辞典の解説

あお‐がい あをがひ【青貝】

〘名〙
螺鈿(らでん)の材料に用いるヤコウガイ、オウムガイ、アワビなどの総称。また、それらを用いた細工。青貝塗り。〔文明本節用集(室町中)〕
真珠貝
※日葡辞書(1603‐04)「Auogai(アヲガイ)〈訳〉真珠貝」
③ ユキノカサガイ科の巻き貝。房総以南の沿岸から朝鮮半島に分布し、転石の裏に付着する。殻は楕円形の傘状で、殻長約二センチメートル。外面は暗緑色で弱い筋があり、内面は美しい淡青色をしている。
④ アワビの殻の裏の青色の部分をみがいたもの。ボタンなどに用いる。
⑤ アワビのうち、肉が青色を帯びたもの。

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世界大百科事典内の青貝の言及

【ヤコウガイ(夜光貝)】より

…奄美諸島以南~熱帯海域に広く分布し,潮間帯下より水深30mの岩礁やサンゴ礁にすみ,海藻を食べている。殻の表面をはぐと青緑色になるので青貝とも称し,かつてはボタンや貝細工の材料にした。また,殻を短冊形に切って真珠光沢を出し螺鈿(らでん)細工の材料にした。…

※「青貝」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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