言わぬが花(読み)イワヌガハナ

デジタル大辞泉 「言わぬが花」の意味・読み・例文・類語

わぬがはな

口に出して言わないほうが味わいもあり、差し障りもなくてよい。「これから先は言わぬが花だ」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ことわざを知る辞典 「言わぬが花」の解説

言わぬが花

ことばで言わないほうが、かえってよい。はっきり言ってしまうと、身も蓋もない。

[使用例] 作者自儘考案もて、いわぬが花か、読む人が自得さとるも花か[坪内逍遙当世書生気質|1885~86]

[解説] 「○○が花」の形で行動を限定し、それに越したことはないというように、その場での発言を控えるときなどに用いられます。

出典 ことわざを知る辞典ことわざを知る辞典について 情報

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む