言伝汁(読み)ことづてじる

精選版 日本国語大辞典 「言伝汁」の意味・読み・例文・類語

ことづて‐じる【言伝汁】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「言いやる」を「飯(いい)やる」にかけていった語。とろろ汁のときには飯がよく進むところから ) とろろ汁の異称
    1. [初出の実例]「今日のことづて汁は、いつにまさりて、一しほ出来たる」(出典:咄本・醒睡笑(1628)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の言伝汁の言及

【とろろ汁(薯蕷汁)】より

…ジネンジョ,ツクネイモなどのヤマノイモ類をおろし,みそ汁やすまし汁ですりのばした料理。〈言伝(ことづて)汁〉という異称があるが,これはとろろ汁で食べると飯が進むため,〈飯(いい)やる〉を〈言いやる〉にかけた呼名だと《醒睡笑(せいすいしよう)》は書いている。吸物味に仕立てると〈吸いとろ〉,濃いめの味にして麦飯にかけて食べるのを〈麦とろ〉と呼び,薬味にはアオノリを使うことが多い。…

※「言伝汁」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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