言葉敵(読み)コトバガタキ

デジタル大辞泉 「言葉敵」の意味・読み・例文・類語

ことば‐がたき【言葉敵】

話し相手。互いにへらず口をたたき合う相手
三好は忽ち総攻撃に会ったが、故意わざと―にはならず」〈里見弴多情仏心

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「言葉敵」の意味・読み・例文・類語

ことば‐がたき【言葉敵】

  1. 〘 名詞 〙 ことばを交す相手。話し相手。
    1. [初出の実例]「今宵一夜は主(あるじ)して、憂きをも語り慰むる、言葉敵(コトバガタキ)と成給はんや」(出典読本俊寛僧都島物語(1808)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android