俊寛僧都島物語(読み)シュンカンソウズシマモノガタリ

大辞林 第三版の解説

しゅんかんそうずしまものがたり【俊寛僧都島物語】

読本。前後編各四巻。曲亭馬琴作。歌川豊広画。1808年成立。翌年前編、翌々年後編刊。鬼界ヶ島で果てたはずの俊寛が京に戻って鬼一法眼と名乗り、軍学者として牛若丸に兵術を教え、平家討伐の本懐を遂げさせる。

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精選版 日本国語大辞典の解説

しゅんかんそうずしまものがたり シュンクヮンソウヅしまものがたり【俊寛僧都島物語】

読本。八巻。曲亭馬琴作。挿絵歌川豊広。文化五年(一八〇八)刊。「平家物語」等の俊寛・義経にまつわる伝説を浄瑠璃「鬼一法眼三略巻」の鬼一法眼に付会して、因果応報・勧善懲悪の主題にそって虚構化したもの。「十二段草子」「金鳳釵記(剪燈新話)」等を利用している。

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