計算の複雑さ(読み)けいさんのふくざつさ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「計算の複雑さ」の意味・わかりやすい解説

計算の複雑さ
けいさんのふくざつさ

コンピュータ計算する場合の手間を量的に表したもの。すなわち,ある計算のアルゴリズムを考えたとき,その計算を完了するためのステップ数がどの程度になるかを推定する必要がある。データの大きさを n としたとき,それを大きさの順に並べ換えるのは nlogn 程度のステップを必要とする。同じ問題でもアルゴリズムが悪いと n2 程度となる。計算のために必要な記憶容量の大きさも評価尺度として考える必要がある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む