訓谷村(読み)くんだにむら

日本歴史地名大系 「訓谷村」の解説

訓谷村
くんだにむら

[現在地名]香住町訓谷

佐津さづ川を挟み無南垣むながい村の対岸東方にある。北東は訓谷湾に面し、南は米地めじ村。弘治三年(一五五七)の「但馬国にしかた日記」では「くん谷村」とあり、当地には長殿様・「ふなこし殿」・兵藤伯耆殿・沼田殿などが住し、「べつとう無りやう寺」や実相寺・薬師院などの寺坊があった。近世領主変遷丹生沖浦にゆうおきのうら村に同じ。慶長一八年(一六一三)の小出吉英所領目録(金井文書)に村名がみえ、高四八七石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android